2014年2月18日火曜日

東京革新懇は、2月16日、72名の参加で第22回総会を開き次のアピールを発表しました。

 東京革新懇第22回総会アピール
 安倍政権の暴走とのたたかいを
 呼びかけます       
(上は、故品川正治氏募金による憲法横断幕。2月16日の東京革新懇の総会の時に、都内の全ての地域革新懇横、職場革新懇に贈られました。横2.7m、縦0.9m)
安倍政権は、ブレーキ無き暴走を加速させています。
安倍首相は、集団的自衛権は「政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることによって可能だ」「最高責任者である私が責任を持って判断する」と国会で答弁しました。歴代自民党政権が、日本国憲法で許されないとしてきた集団的自衛権を、内閣の判断によって
可能にするというものであり、憲法の核心である立憲主義と国民主権をこれほど乱暴に蹂躙するものはありません。さらに、秋の臨時国会以降に集団的自衛権を盛り込んだ国家安全保障基本法を画策し、その先に明文改憲もねらっています。特定秘密保護法の強行、教育における愛国心の強要と統制の強化、靖国神社参拝、「専守防衛」も投げ捨て海外派兵型軍隊への変貌をめざす国家安全保障戦略や中期防衛力整備計画などは、解釈・明文改憲と合わせ、アメリカとともに海外で戦争する国づくりに向けた暴走です。
また、辺野古への新基地建設反対、オスプレイ配備反対を掲げたオール沖縄の「建白書」を一顧だにせず、権力と金で屈服を強いる安倍政権は、もはや日本の政府とは言えません。
国民生活の分野でも暴走は続いています。
安倍政権は、「世界で一番企業が活躍しやすい国」を標榜し、272兆円の内部留保を抱え込む大企業向けに減税や規制緩和を推進し、国民に対しては消費税増税、社会保障全分野の改悪・負担増、労働法制の大改悪による非正規雇用の一層の拡大と解雇の自由化などを強行しようとしています。TPPは、アメリカ巨大企業の利潤追求に日本を提供し、農業、医療、食の安全、地域経済・社会等を破壊するものですが、徹底して情報を隠蔽し推進を図っています。国民の多数が反対している原発再稼働にも前のめりであり、無責任きわまりない原発輸出すら進めています。
安倍政権の暴走は、国民との矛盾を激化させ行き詰まることは必至ですが、国会では改憲勢力が多数であり、みんなの党や維新の会が挑発・先導する役割を発揮しており、国民のたたかいなしにとめることはできません。
日本国憲法のもとで培われてきた日本国民の戦争反対・平和への思い、くらしを守る願いをつなげ、安倍政権の暴走にストップをかけ、安倍政権を打倒し政治の流れを変えるたたかいを、地域、職場、学園から急速に、力を尽くして発展させましょう。革新懇の役割を発揮し、共同を大きく広げましょう。
東京革新懇は、日本の岐路に立ち、都民のみなさんに共にたたかいに加わっていただくことをこころより呼びかけるものです。 2014216日平和・民主・革新の日本をめざす東京の会(東京革新懇)第22回総会

「社会を変えなければいけない」が90 青年アンケート
東京革新懇第22回総会記念講演「激突の情勢と青年のたたかい」―田中悠全国革新懇代表世話人・民青委員長

田中悠さんの記念講演は大好評でした。「青年アンケート『社会を変えなければいけない』に90%の賛成がある」「ほおっておけない現実に、『あなたはなにをするのですか』の問いかけ」。秘密保護法強行などの今の情勢の中で、「無関心ではいけない」という学生や青年が増えてきている。各地で、U―20デモや「ブラック企業お仕置きキャンペーン」など創意的自覚的な取り組みが起きている。学習会も質問やクイズなど出しながら楽しく行うなど、青年らしい新鮮な取り組みも紹介しました。 

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