2012年9月29日土曜日

9月29日 日比谷公会堂に1800人
九条の会講演会 三木睦子さんの志を受けついで
      ―今、民主主義が試されるとき― 
大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんが講演
今すすめられようとしている集団的自衛権行使や改憲の問題で、憲法学習会をどんどんやっていこう!
      講師派遣については九条の会に連絡を
         ℡03-3221-5075 fax03-3221-5076 
         Eメール mail@9jounokai.jp
 9月29日、日比谷公会堂において、「三木睦子さんの志を受けついで 九条の会講演会―今、民主主義が試されるとき―」が開催されました。
 大江健三郎さんは、三木内閣は防衛予算はGDPの1%以内と閣議決定した。この閣議決定は重い。今回の「2030年代に原発ゼロ」(民衆の力でゼロと言わざるを得なくなったものだが)という政府の意思が、米倉経団連会長やアメリカの圧力で閣議決定ができなかった。パブリックコメントも「ゼロ」が圧倒的に多い。こうした力に確信を持って9条を守りぬいていこうと話しました。
 奥平康弘さんは、民主党、自民党、橋下維新の会などによって、防衛力の強化や集団的自衛権、憲法96条の改悪が主張されている。憲法、民主主義を守っていこうと話しました。
         俳人「九条の会」の朗読
    「九条の会」アピールに賛同する詩人の輪
         憲法九条を守る歌人の会
 澤地久枝さんは、非民主的なことが横行している。原発や自衛隊の予算など、まるでウソの世界を見ているようだ。加藤周一さんは、日本の土台は「安保条約」と言った。国民の声が通るよう選挙で勝ちましょうと訴えました。
 最後に小森陽一事務局長から、九条の会呼びかけ人のみなさんと事務局で相談した結果として、ことし8月、大連合で消費税を決めた。この大連合は憲法改悪の大連合につながる。九条の会全国交流会もしなければならない時期だが、今はそうしてはいられない情勢である。石原氏など右派勢力が領土問題でかきたてている。今すすんでいる集団的自衛権の問題、改憲の問題等で、全国で、憲法セミナーをどんどんやってほしい。講師については、「こんな講師を」と、九条の会事務局に連絡してほしい、と話しました。
          

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