2018年5月31日木曜日

5月23日 なかのZERO小ホール

「コスタリカの奇蹟」上映会千人余の参加
 よせられたたくさんの感動・共感
 523日なかのZERO小ホールで3回にわたりドキュメンタリー映画「コスタリカの奇蹟」を、中野革新懇・三多摩革新懇・東京革新懇共催で上映しました。
上映会には、ラウラ・エスキベルコスタリカ駐日大使から「この映画が伝えるストーリーは、コスタリカが70年前に始めた、長い旅を経て得た、結果の断片です。映画をとおしてご覧になる、多種多様な顔・パノラマは、コスタリカを自ら発展させ、豊かにしてきた成功の方法を見せてくれることでしょう」とのメッセージが寄せられました。
雨の中、1000余人の方が参加され、多くの方から感動・共感の感想が寄せられました。一部を紹介します。
 
遠い千葉県から雨の中来るのは大変だったが、でも本当に来て良かった。今回の上映会を開催してくださった皆さんに心からお礼を申し上げたい。有り難うございました。映画の内容に関しては、日本人のほとんどが知らないことだと思う。だからこそ、このような上映会は重要な社会的意義がある。単なる理想論ではなく、これがコスタリカの紛れもない現実だということに胸打たれた。
軍備に使う税金を教育や医療に回し、他国の侵略や圧力に対しては国際法に解決を委ねる、という国の在り方はこすたりかに見られるように机上の空論ではなく、実現可能な現実なのだということに、わずかな希望を覚えると共に、我が国の現状を省みて暗たんたる気持ちにもなる。しかし、まずはコスタリカのような国が在るという現実を、この国の多くの人々も知るべきだと思う。そういう意味で、とても大きな意義の在る上映会だった。   男性・40

「平和」というのがどういうことか学べました。軍隊が在り守られていることが平和なのではなく、軍隊のないことが本当の平和だと思いました。軍事にかけるお金を医療・教育にかけられるような国になれば日本も良い国になるなと思いました。コスタリカに続く国がどんどん増えていけばいいです。    女性・10

コスタリカの選択が大変な努力で守られ、発展してきたことが、よく分かりました。日本の政治を良くする上で、とても大きな示唆を受けました。地元でも上映会を実現したいと強く思いました。  男性・70

良かった。人類史の重大な足跡。平和への確固たる可能性を知ることができた。男性・60

最後の演説に泣けました。どんな時でもあきらめない。国のリーダーが勇気を持って国民とともに実現した平和、教育、医療の力は、脱線してもまた必ず立ち戻る姿をまざまざと見せつけられました。感謝にたえません。本当にありがとうございました。    女性

軍隊をなくして70年。ずっと平穏だった訳ではなく、何度も近隣諸国、特にアメリカの干渉や圧力を受けながらも、その都度、国民投票や選挙でコスタリカの国としての立場を守りぬいてきた歴史に感動しました。
「軍隊はいらない」とする若い女性の語りは印象的で同感です。-小さな国が武装しても大国にはかなわない。武器を買うお金を教育・福祉に-日本で「憲法守れ」と活動されてきた多くの方の思いに重なるものですね。
国連との関係、果たしてきた役割、話し合いで法を生かして解決することなど、人間として自国も他国も思いやる民族性は、これからの時代、ますます大きな発言力を持つことでしょう。映像に出てくる人々の言葉を聞きながら、日本国憲法前文が思い出されました。観に来て良かったです。価値ある映画、生きたメッセージが励まされました。知人にもすすめます。ありがとうございました。      女性・40

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