2016年4月1日金曜日

「私に何ができるかひたすら考えた」
高校生が呼びかけた中野デモに600 
高校生が呼びかけた3月の中野区のデモについて、中野革新懇ニュース119号(318日)より転載し御紹介します。 
12日、高校3年生が呼びかけた「戦争しない政治を求める中野デモ」が行われました。サウンドカーやドラム隊も出て、にぎやかに力強く「戦争したがる総理はいらない!」「憲法を守れ!」とコールしました。杉山公園を出発したデモ隊はどんどん大きくなり、解散地点の四季の森公園に至るまでに600人を超える隊列になりました。
デモを呼びかけた天音(あまね)さんは「1ヵ月ほど前、もうすぐ安保法制が施行されるこの3月にできることは何なのか、ひたすら考えていました。私が出せた答えがこれでした。今この景色(デモ)をつくることでした」「国民一人ひとりは微力かもしれません。しかし無力ではないということは確かです」「安倍さんが権力でグイグイ推し進めるのなら、野党の背中を私たち国民がより大きな力でグイグイ押さなければなりません」「この国に生きることを決め
た一人一人が野党の背中を押しましょう」。と呼びかけ、最後に「高校生の政治活動の届出制と安保法制の廃止、安倍政権の退陣を求めます」と訴えました。
杉並から参加した中村さんは「政治は特別なことではない。保育園に入れない子、まだ仮設住宅にいる被災地の方、雇用のこと、みんなみんな、政治に直結しているんです」「政治を日常に。自分の住む街でデモをしたり、チラシ配ったり、そういう積み重ねが民主主義をつくっていく。私たちが求める未来を語って表現していきたい。これからも声をあげよう!」と呼びかけました。
デモ隊が配るビラの受け取りが良く、沿道で拍手する人やビルの窓や店から手を振る人、子ども連れのお母さんが自転車を押しながら一緒に歩きはじめるなど、隊列に参加する人がかつてないほど多いのが特徴でした。
デモの最後尾を、ゴミを拾いながら歩く区議の姿が印象に残りました。


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