2016年1月26日火曜日

1月23日 

  東京革新懇第24回総会を開催
  政治の大変革に向け、
      共同と運動を広げよう
  確信に満ちた緊迫感ある総会に 
  林節慶大名誉教授が記念講演 84人参加
 東京革新懇は、123日ラパスホールで第24回総会を開催し84人が参加。この1年間の首都東京におけるかつてない運動と共同の広がりを反映し、確信に満ちた緊迫感ある総会となりました。
小林節さんの記念講演
 小林節慶応大名誉教授が記念講演。「参院選の比例と大規模選挙区は各党のガチンコ勝負でいい。残る32の一人区で全力投球しよう。32区は事情が全部違う。326月までに絶対1人に絞る。相手は国家権力、早く絞るとどんな妨害が入るか分からない。参院選でねじれ国会つくり、安倍政権の暴走とめ、衆院選で本格的野党共闘を実現し連合政府樹立、こういう作戦で私は行く」と強調しました。詳細は3月号でお知らせします。 
緊急事態条項の危険指摘
 須藤義昭代表世話人が開会挨拶。「安倍首相は、緊急事態条項の改憲に言及、参院選で23をめざすとし、改憲は現実的段階に来たと言っている。自民改憲案の緊急事態条項では、外国の武力行使、内乱などの混乱、大規模自然災害、その他と広い。法律と同じ効果の政令を出し、財政支出できる。過去の例ではナチスが授権法で緊急事態と言うことで全権力を握った。安倍は右翼ナショナリストであり、戦争法と改憲を委ねることの危険性、財界が一体の恐ろしさを伝えなければならない」と強調しました。 
東京の果たした役割強調
 乾友行全国革新懇事務室長が来賓挨拶。「空前の国民の大運動、国会包囲行動で、東京が圧倒的に支えた。たたかいの教訓が二つ。1つは90年代から積み上げてきた保守層を含めた共同を切り開く上で革新懇が大きな役割発揮。311以降、原発、TPP、沖縄等一点共闘が発展、戦争法反対のたたかい、連合政府構想に結びついた。もう一点は市民と政党との関係の発展。市民運動と政党がそれぞれ役割を尊重し、共同・協力し、戦争法廃止・立憲主義を求める政府要求まで発展してきている。市民連合は、兎に角野党が勝てばいいとは考えていず、戦争法廃止、立憲主義確立での合意が重要とのとのステーメントを出した。革新懇が先頭で頑張ること、東京でうねりをつくることが重要だ」と述べました。 
共同の一層の発展を
 今井文夫事務局長が、総会方針案、予算案、役員案を提案、「『市民革命』とも称される国民のたたかいに、反原発、沖縄新基地建設反対、労働法制・社会保障改悪反対などのたたかいも合流した。東京で党派を越えた共同が48地域に広がるという画期的前進があった。参議院選挙まで5ヶ月余、政治変革を中心的な課題とする革新懇が、全力を尽くし共同とたたかいを一層発展させ、野党共闘の実現とその勝利をめざすそう」と提起しました。
 この間の地域の取り組みを反映して11人が活発な討論(後掲)を行いました。
 事務局長の「東京の全域で野党共闘を求める取り組みを広げよう」との討論のまとめの後、議案は提案通り確認されました。 
安倍がサル年に
最後に井手口行夫代表世話人が閉会挨拶。「元気の出る小林さんの講演だった。並々ならぬ決意伝わった。我々も頑張りたい。11人の発言、大変前向きの発言だった。府中市長選是非支援を。2016年歴史的たたかいの年、安倍がサル年とし、私たちの願いが実る年にするために全力を尽くしましょう」 
大盛会の新春のつどい
 総会後、「新春のつどい」開催しました。昨年に引き続き世界的マジシャンの「タジマジックとわか葉」のトークとマジックに大爆笑と驚愕。参加者の豊かな交流も行われました。
地域・職場、団体からの発言

丁 弘之(府中革新懇)
 府中革新懇は原発反対など様々な市民運動と共同推進。年4回の議会傍聴も。ニュースを重視し2600部発行、50団体・労組、市民に配布。明日、府中市長選挙告示で寺下さんが立候補。共産、ネットが支援。三多摩で待機児童はワーストワン、市民本位の市政めざし、府中から安倍政権ノーを示したい。
磯崎四郎(日野革新懇)
 131日つどい・パレード、1100人の会館満杯にしたい。賛同1151人募金70万円。チラシ10万枚全家庭に届ける。ポスター貼りだし、市の掲示板にも許可を得た。民主、共産、維新の国会議員挨拶決まり、社民、生活はメッセージ。議員に10回は要請、ネットも参加を決めた。市民の運動で共闘を迫ることが必要だ。
野本春吉(大田革新懇)
 129日蒲田駅でオール大田実行委員会宣伝。署名10万目標。221日に野党5党に呼びかけ5001000人の大規模駅頭宣伝、民主・小川議員、維新・初鹿議員、共産議員、社民党はメッセージ、生活の党は趣旨賛成。区議会は戦争法反対で、民主、ネット、共産等17人賛成、慎重審議では維新も賛成で19人。
永川勝則(昭島革新懇)
 再建し革新懇の重要性を再認識。九条の会と革新懇で呼びかけ、総がかり市民の会結成、共産、社民、ネット参加。人口の218000筆めざし、会の統一行動は3の日、19日の日に昭島駅で毎回40人位100筆位。集合住宅に月1回実施。1週間前に署名投函し、5060人で刈り取り、250260筆位。全体で3000筆余。
内藤利治(杉並革新懇)
 ゆるやかな市民のネットワーク「NO WAR 杉並」中心に運動。革新懇が団体との橋渡し役。区議は超党派17人参加。署名は29万目標。29日署名飛躍めざして小林節氏講演会300人目標で開催。地元で関係のあるのは衆院選、石原伸晃に対抗するにはと17人の超党派の区議の懇談が2回行われた。
中村敏江(品川革新懇)
 40人の会員と8団体が参加。昨年7月富岡幸雄中央大名誉教授講師に消費税講演会開催60人。9月に「沖縄そして戦争立法」講演会に160人参加。署名は140人位に署名用紙を郵送。大井町駅で毎月宣伝署名。2年で会員三桁にしたい。
土肥靖治(共産党都委員会)
 参院選で山添さんの当選と比例第1党めざす。野党状況を見ると共産党が伸びることが必要だ。新聞に共産党の名が毎日出るくらい注目。安倍首相が改憲を選挙のテーマにしたことは運動前に反動的突破の衝動だ。経済、株価を見てもアベノミクスの破綻明らか。国民政権つくる大波を起こしたい。
星 憲彦(三多摩革新懇)
 杉井代表世話人が「一点共闘の要になり多数派をつくろう」と訴え。宜野湾、八王子、府中の選挙に取り組んでいる。横田基地に米軍・自衛隊の調整所が置かれ拠点に。横田基地への配備予定のCV22オスプレイは事故率が顕著に高い。配備を許さない取り組み進める。横田基地坐り込み8年目82回。来てほしい。
楠見宏義(世田谷革新懇)
 世田谷連絡会の6月集会・デモに400人。8月清水雅彦日体大教授が講演。9月集会デモ750人。12月総会で嬉野享子さんが沖縄のたたかいの講演、感動的集会に。12000万署名推進委員会発足、20歳代の男性も入り活気ある会となった。沖縄で500人の賛同集めてポスターをつくる。
蟻坂静夫(三鷹革新懇)
1月「戦争法をなくしたい!オール市民の会」が「吉祥寺ジャック!署名大宣伝作戦」展開、189人で646筆、届けられた署名合わせ1406筆。パレードは250人が吉祥寺駅では650人に。12月土建の呼びかけで「戦争法をなくしたい!野党の共闘を地域から声を大きくしよう」相談会。三鷹から新しい運動始まる。
奥田靖二(八王子革新懇)
 八王子は共同の歴史あり8年前は43%獲得。今回は共同が広がった。「もう黙ってはいられない!戦争法の廃止を求める宗教者の会」に仏教、キリスト教、天理教、神道など300人余の賛同。署名2割は大変な数、友人に郵送え依頼。
佐久間千絵(新婦人都本部)
八王子市長選で電話にかじり付いていた。押し上げたい。戦争法廃止レッドアクション取り組んでいる。署名は都本部10万目標で現在2万筆。ポストに「私の家で2000万署名を集めています」ステッカー張り出す取り組みも。勝負の年、大きな新婦人もめざし、アベのサル年にしたい。



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