「野党共闘で政治を変える」
日野市民連合がスタート
この1年、日野市内に平和の共同を広げてきた「戦争はいやだ!平和憲法守ろう!日野の会」は、すべての市民を視野に、「市民の平和の願いを励ます」「願いを行動へと呼びかける」「だれでも参加できるとりくみを企画する」をモットーに、3度のピースパレードを日野史上最高の参加で成功させてきました。特に、1月31日に日野市最大の市民会館大ホールを埋めた900人の平和のつどいは、市民63人によるピースコーラスでオープニング、市内の弁護士さんが講演し、ママの会の若いお母さんや元市議会議員アピールの代表などがスピーチを行うなど、市民参加の手作りの集会として成功しました。この集いで、野党5党から連帯挨拶やメッセージが寄せられ、「野党は共闘」の声が会場いっぱいに響きました。
5月8日市民連合結成に向け議論
この「野党は共闘」の声を日野市内でさらに広げようと、つどいで講演・スピーチした方が集まり、日野市民連合の準備を2月から始めました。最初の打ち合わせで、立場を超えて立憲主義を擁護するために野党共闘を説いて回っている小林節さんをぜひ呼ぼうということになり、集会の準備が始まりました。衆議院東京21区(日野・立川・昭島)を地元としている民主党の長島昭久議員は集団的自衛権を容認する防衛族として有名ですが、その地元でも野党共闘で政治を変えるうねりをつくりたいとお願いし、小林節さんには多忙な中、5月8日にお出でいただくこととなりました。小林節さんは、長島議員の慶応大学大学院での恩師でもあるので、どんな話をされるか楽しみです。
3月から始めた日野市民連合準備会には、元民主党員で長島議員を応援してきた元市議会議員、市民9条の会でも先頭に立っている弁護士さん、ママの会日野を立ち上げ憲法カフェなどに取りくんでいるお母さん、日野の会など戦争法廃止の運動を続けてきた市民団体、所属の違いを超えた労働組合の役員、大学の有志の会で活動している大学の先生などが参加し、会の理念や方針、野党各党への選挙協力の要請書、5・8結成のつどいの内容などについて、議論を重ねています。
4野党に要請
議論をもとに、4月中旬には、4野党の本部へ、「結成のつどいでの連帯挨拶」「参議院選挙での選挙協力」「衆議院東京21区での野党共同候補擁立についての協議の開始」を求める要請書を送り、18日に民進党東京21区総支部へ、19日に日本共産党田村智子副委員長、社民党東京都連へ、要請に伺いました(生活の党へは電話で要請し郵送)。その結果、民進党の東京都連(幹事長は長島議員)から、小川敏夫参議院議員が来て挨拶するとのご連絡をいただきました。21区での選挙協力の要請を受けての挨拶ということであり、大変重みのあるものとなると思います。日本共産党と社民党からも国会議員などが連帯挨拶、生活の党からはメッセージの予定です(4月25日現在)
若者が「UNITE!ひの」立ち上げ
4月21日、日野の会は「今なぜ、日野に市民連合か」と題して学習討論集会を行いましたが、参加した20代~40代の若者5人が「若者に魅力ある運動をつくりたい」と発言し、参加者に希望と元気を広げてくれました。さっそくfacebookを使って連絡を取り合い、「UNITE!ひの」を立ち上げ、とりくみが始まっています。若い力も大いに発揮できる市民連合にしていきたいと思います。
市民連合結成の大成功と1000人行動
5・8結成のつどいを「野党共闘で政治を変える」市民の熱気で大成功させ、5月28日には参議院選挙に向けて高幡不動南口を埋めつくす1000人行動を計画しています。市民と野党の共同を強め、参議院選挙で自公勢力に審判を下す市民選挙を展開し、戦争法を強行した安倍政権を退陣に追い込む決意です。
磯崎四郎事務局長
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