2018年11月29日木曜日

11月28日 北とぴあ

市民連合 安倍政権にかわる新しい選択肢シンポに800
野党51会派幹事長・書記局長勢揃い
1128日、市民連合主催のシンポジウムに5野党1会派の幹事長・書記局長が勢揃いしました。立憲民主党・福山哲郎、国民民主党・平野博文、日本共産党・小池晃、社会民主党・吉川元、自由党・森裕子、無所属の会・大串博志のみなさん。
市民連合の廣渡清吾東大名誉教授が「今日のシンポジウムは、安倍政権にかわる新しい選択肢のテーマで立憲野党が臨時国会、参議院選を共同でどうたたかうかについて議論していただく、そして、1日も早く安倍政権をかえる、そのために何をしなければならないか。新しい選択肢を明確にして野党連合政権をつくる。そのためには国民にわかる政策を練り上げる。参院選では最小目標でも3分の1、過半数を獲得して野党連合政権への展望を開くこと、今日のシンポがそれに向けて大きな力をつくりだす事を期待します」と主催者挨拶。
山口二郎法大教授と諏訪原健さんがコーディネーターで「臨時国会の現状と、どうのぞむか」について各党から発言。6人から、重要法案の入管法を極めて短期の質疑時間で強行したなどますます国会審議をないがしろにしている国会運営、国会を政府の下請けにする扱い、一連の文書改竄・隠蔽、沖縄をはじめ民意を踏みにじる強権政治、戦後最悪の安倍政権の政治に対する厳しい指摘と選挙で変えなければとの思いが語られました。また、通常国会、臨時国会をつうじて野党共闘が強化され、力を発揮していることも表明されました。
来年参議院選挙に向けては、6人全員から1人区での候補者一本化の表明がありました。
福山哲郎幹事長は、「元々一本化については主張してきている。具体的に候補者におりてくれとか難しい問題がある」と発言。
平野博文国民党幹事長は「野党共闘したらこのようにしていきますよ、これをもっと明確にしていかなくてはならない。政党の違いだけを言うのでなく小さな事でも共有化し、市民連合の皆さんと闘える環境をどうつくっていくかが大事」と発言。
小池晃共産党書記局長は「5党1会派の幹事長・書記局長が勢揃いして1人区の統一を確認したことは重要。国民にとって魅力ある共通政策を確立するとともに勝つための本気の共闘が求められる」と強調。
吉川元社会民主党幹事長は「2013年参院選で1人区は野党2勝のみ、ここから安倍が悪政へ変化。前回2016年は11勝した。1人区の共闘はどうしても必要」。
森裕子自由党幹事長は「新潟の勝利した経験は、一本化とともに本気の共闘だ。市民も自主的に参加しうねりとなった.参院選に向けて共闘が急がれる。1本化について野党第1党の立憲民主党が率先して旗を振るべきだ」と発言。
大串博志無所属の会・幹事長は「一本化だけでは勝てない。2016年の参院選では、大きなうねりがおき、佐賀で勝利した。政策とともにうねりが起きるような闘いに」と発言。 
政策で重視すべきはとの投げかけに、「国民のくらし第一に」が一様に強調されました。
800人の参加で盛りあがったシンポに。シンポの合間には、各党への3000万署名の手渡しが行われました(写真)

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