若者憲法集会
東京は64の実行委員会、各戸訪問も
民青同盟東京都委員長 新田裕也
大きな盛り上がりを見せた今年の若者憲法集会について新田さんにレポートしていただきました。
憲法集会当日に向けて各地域、職場、学園などの草の根で実行委員会を結成し「全国青年憲法運動」に取り組みました。各実行委員会で発表したアピールへの賛同を、草の根の青年の過半数から集めることを目指し、「自民党政権による改憲反対」「現行憲法を生かして、青年の命と暮らしを守る」世論を広げていきました。結果、全国で300を超える実行委員会結成、10の実行委員会での賛同過半数達成という到達を築きました。東京では64の実行委員会が立ち上がり、職場で立ち上がった2つの実行委員会が職員の過半数の賛同を得ました。
特に、地域に根ざして活動を発展させていく条件が見えてきました。宣伝とともに訪問行動に取り組めば今後力を合わせられる青年の地図がつくれる、青年は平和や憲法といった問題で初対面であっても大きな力を発揮してくれることを実感しています。
中央区の月島実行委員会では宣伝に加えて訪問活動に取り組みました。訪問では、賛同や賛同集めへの協力を求める手紙を添えた資料セットを作成し、自転車で月島エリアを周りました。ベランダや窓の数からワンルームとわかるアパートやマンションを中心に、電動自転車やママチャリなど青年が乗りそうにない自転車のあるなしを確認してポスティングし、翌週回収にいきました。これを繰り返し行い200軒以上のお宅に訪問し賛同者も生まれました。運動に取り組んだ同盟員は「中央区のどこに青年がいるかわかった。対話もかみ合ったし、軍拡以外でも政治に思っていることありそう。これからも訪問できそう」と語っていました。
新宿東実行委員会では、街頭宣伝で女性二人組と対話になりました。対話を進めていくと「消費税がくるしいから大軍拡はやめほしい」「戦争になったら、丸刈りにして軍隊の行進をして、うちらの家族が戦場に行かないといけなくなるんでしょ?絶対に嫌だ」と言って二人とも賛同してくれました。この二人はアピールの賛同数をみて、「賛同少ない!」「戦争止めるためにもっと頑張って!もっと集めて!」と言い、対話していた同盟員のシールボードをおもむろにもって、同盟員が面食らうなか街ゆく人に賛同をよびかけてくれました。
全国青年憲法運動と若者憲法集会の成果を踏まえて、今は全国で「敵基地攻撃能力保有・大軍拡」に反対する一点で、草の根で青年と結びつき、ともに学び行動するネットワークをつくるための新しい運動に草の根で取り組んでいます。戦争国家づくりを止め、新しい政治をつくっていく決意です。
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