都議選 力を発揮した市民と野党の共闘
枝野立民代表、福島社民党首、吉良共産議員、宇都宮弁護士、宮子あずささん、松下武蔵野市長、保坂世田谷区長などが応援、更に市議の過半数が支持し、市民選対中心に幅広い共同が広がりました。
自民党の広瀬真木候補は、早くから長島昭久18区候補とタッグを組み運動。自民は1人区の武蔵野、小金井を重点区に指定、河野、丸川、西村各大臣、幹部クラスを続々投入しました。
最終日は対照的な取り組みに。漢人候補には立憲民主党菅議員(18区選出統一候補)、社民党福島党首、看護師宮子あずささんが応援に入り、応援市議の訴えもありました。
特徴的な取り組みは最後の武蔵小金井駅で行われた市民選対の20名市民リレートーク。涙あり、笑いあり、市民、立憲野党の共同の取り組み、漢人候補へのそれぞれの思いが語られ、大変盛り上がりました。
広瀬候補には、加藤官房長官、長島昭久氏が応援。
結果は、漢人候補が、自公広瀬候補、現職都民ファ候補に大差つけ勝利。1人区での勝利は、総選挙に大きな力を与える結果になりました。
日野(2人区)では、市民と野党の共同候補、共産党の清水とし子さんが自民現職を抑え当選。市民・野党の共闘の要の役割を果たしたのが、「市民応援団」でした。独自の事務所を構え、4月の市長選で大健闘した有賀精一さんや弁護士、市民が参加しました。
連日とりくんだイオンモール前の宣伝では、「日野市の不正に都議会からメスを」「オリンピックは中止しコロナ対策に全力」などと生声で呼びかけ、対話を広げてきました。有賀さんが立ったところでは、「市長選惜しかったね」と声がかかり、市民が足を止めて対話が続きました。街頭宣伝で支持拡大が広がるのが市長選以来の定番となりました。
共産党の政党カーは、日野では市民応援団が運行しました。共産党の旗は掲げずに市民応援団の横断幕を貼って宣伝。弁士も、有賀さんや無党派の市民がマイクを持って訴えました。中には、「私は共産党でもないし、特に支持しているわけでもない」と断りつつ、清水さんを市民と野党の共同候補として応援する方も。共同の広がりを市民に示す宣伝となりました。
市民応援団が野党各党に呼びかけた「市民・野党の共同街頭演説」は、告示前から投票前日までに6回取りくまれ、告示日第一声も共産党ではなく市民応援団が主催しました。立憲民主党と共産党との共闘に横やりが入るなか、市民応援団の要請で立憲の国会議員が何度も応援に入りました。街頭での共同宣伝に野党4党の旗が並んで立ち、市民の注目を集めました。
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