2018年2月6日火曜日

2月4日

歴史の岐路で東京革新懇総会開催 91人参加
全力でたたかいと共同を広げ、アベ9条改憲を打ち破ろう-活発な討論
 24日、ラパスホールで東京革新懇第26回総会が91人の参加で開催。安倍政権・自民党が、改憲発議をねらう日本の岐路で、改憲阻止、安倍政権打倒、政治の転換めざす活発な議論が行われました。 
改憲阻止の展望
 五十嵐仁法政大学名誉教授が「政治の現状と改憲阻止の展望」と題して記念講演(上記「知を力に」のプログにレジメ)。

初心者率と知憲
佐久間千絵代表世話人が開会挨拶。「安倍改憲が迫ってきている。新婦人の新春学習決起集会で、横浜の太田啓子弁護士から、憲法カフェで初心者率を高めること、護憲の前に憲法を知ってもらう知憲が重要と教わった。出会ったことのない人に3000万署名で出会い、憲法を無傷で子どもたちに渡しましょう」。

大変なたたかいの年
 牧野富夫全国革新懇代表世話人が来賓挨拶。「憲法破壊の策動をやめさせるにはいろんな道がある。一つは、沖縄で勝つこと。風邪で寝込んで国会中継全部聞いた。安倍はアメリカと財界の声しか聞けない。安倍の口は嘘しか言えない。働き方改革も、うんとちゃんと働けとの内容で搾取強化だ。今年は大変なたたかいの年だ。その中から、政治を変える流れをつくろう」
発議をさせないことが重要
 海江田万里立憲民主党衆議院議員が来賓挨拶。「東京1区で、厳しかったが市民連合、野党4党の共同で勝利できた。約束した12項目はいつも身近に置いている。名護支援に行ってきた。安倍首相の『憲法審査会で議論を前に進めてほしい』との施政方針演説は憲法遵守義務違反だ。働き方改革で6月までの攻防となる。自民党総裁選を経て、臨時国会で発議をねらう。金も使いフェイクニュースも流す。発議させないことが重要だ」。
共闘を新たなステージに
山添拓日本共産党参議院議員が来賓挨拶。「国会で新しい野党共闘の可能性が出ている。働き方改革反対でも一致が広がり、沖縄の米軍機事故でも6党調査とアメリカ大使館への申し入れを行った。名護市長選でも立憲民主党も含めて共同広がった。希望の党の玉木代表が立法事実のない改憲反対と述べ、憲法でも共闘の可能性ある。改憲がねらわれもとで、市民と野党の共闘を新たなステージに押し上げるために力を合わせよう」。
保守層に広げよう
今井文夫事務局長が総会方針案等を提案。「安倍の暴走が生み出すたたかいと共同の可能性を汲み尽くそうと4年前に提起。23区・26市に共同が拡大したが、保守層との共同は弱かった。9条改憲反対の人は保守層にも沢山いる。123日、4000人参加の稲嶺ススム必勝総決起大会には保守の方が沢山来ていた。保守層へ共同を広げることで、運動と地域を大きく変える。そのことが政治変革の土台をつくる」と呼びかけ。
 その後、14人が活発な討論を(23面参照)。事務局長のまとめの後、議案を満場の拍手で確認。緊急決議「核兵器による先制攻撃を認める米国の『核体勢見直し』と、これを支持する日本政府を糾弾する」、総会アピールを確認。
メディアの重視を
 丸山重威代表世話人が閉会挨拶。「いま、マスコミの報道がよくない。我々もなれてしまっている。地方では、100人位のデモでも結構新聞に載る。働きかけが重要だ。地方版担当に必ず来てくれとのお願いや面白そうな内容を知らせる必要がある。メディアの問題を重視してほしい」。

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