2015年11月2日月曜日

革新懇全国交流会、千葉で開催 
                            10/31~11/1
 政治変革に向けて
かつてない熱気の集会に
戦争法廃止をめざす政府をつくろう!
 全国革新懇の全国交流会が、1031日、111日の両日、千葉で開催され、ロビーまで溢れる1600人を越える人が参加しました。戦争法廃止をめざす政府をつくろうとの熱気溢れる歴史的な集会となりました。集会の「問題提起と報告」、全体会での今井東京革新懇事務局長、江田中野革新懇事務局長の発言の要旨を紹介します。 
「問題提起と報告」 小田川義和全労連議長
 革新懇は政治を変える政府をめざしてきたがその一歩を踏み出す歴史的瞬間にある。広範な各界各層の運動との共同を大切にし巨大な国民運動を草の根からつくり出そう。各分野の一点共闘を発展させ、安倍政権を大きく包囲し打倒しよう。「戦争法廃止2000万署名」を必ず早期に達成しよう。
 政府構想が提起される歴史的地平を切り開いており、革新懇運動と組織の飛躍が求められている。政治を変える「架け橋」の役割を果たそう。草の根で各議員と政党、保守を含む広範な団体、個人と積極的に対話・懇談しよう。戦争法廃止の政府の樹立の国民的体験を通じ、当面の生活向上、民主主義、平和の緊急課題での一致する政府、さらに「国民が主人公の政府」へ大きくすすむ新たな条件が生まれるであろう。
 一致点を大切に楽しい活動を貫こう。すべての自治体・行政区に網の目のような革新懇をつくることを本気で取り組もう。「何でも取り組める」革新懇の特性を生かし、計画をもって結成しよう。
首都の果たす役割を自覚して
                     今井東京革新懇事務局長
東京革新懇は、安倍政権の戦争法強行の
大暴走が生み出す共同の可能性を汲み尽くすことを正面に提起し、特に首都東京で共同が広がることの重要性と、この共同が必ずや政治を変える共同に発展することを強調してきた。島をのぞく51地域すべてでたたかいが展開されるとともに、48地域で思想信条を越えた共同が広がるという画期的な共同が発展。戦争法強行後も新たな取り組みや協議がほとんどの地域で広がっている。
1019日の代表世話人会では、若林共産党都委員長の「国民連合政府」の申し入れを受けて意見交換するとともに、今後のたたかいの議論を行った。戦争法廃止・安倍政権打倒に向けた共同により大きく幅広く発展させることをめざす。そのために、各地域の取り組みを機敏に把握し、交流を重視し、東京革新懇ニュースで報道し推進を図る。そうがかり実行委員会提起の行動に大きく結集をめざす。沖縄・脱原発・人間の安全保障(格差と貧困の是正)の課題を戦争法廃止と結合して推進。東京革新懇主催で1127日に開催する「一点共闘から政治を・変える共闘への発展に関するシンポジウム」を大きく成功させ、東京における共同の動きを広げる。 
全地域に革新懇を確立めざし、共産党都委員会との定期協議を11月から始める。この大闘争において、首都の果たす役割の大きさを自覚して奮闘する決意である。
若者が自主的に先頭に 江田中野革新懇事務局長
 1012日、「安保法制の廃止をめざす中野アピール実行委員会」の集会開催、野党共闘を実現しようとのあいさつに大きな拍手があった。パレードに沿道から拍手と激励、350人で出発したが最終的に500人越えた。集会・パレードは最初250人、7350人、9500人、戦争法強行されても今回500人越えた。中野アピール実行委は毎週火曜日に中野駅での宣伝30人から50人参加。昨年9条の会からの呼びかけで「戦争する国許さない中野共同行動」を結成、賛同金個人1000円で500人、団体3000円で団体41団体から集め8万枚のビラを作成、3度の集会・パレード実施した。これでは広がりが少ないとさらにいろんな団体に呼びかけて中野アピール実行委員会を結成、区長選では対立したグループも一緒に活動できるようになった。何をやっても若者の参加が得られないのが悩みだったが、このたたかいでは若者が自主的に先頭にたってくれた。若者の感性や行動力などいろんなことを学んだ。
 中野革新懇、東京革新懇、全国革新懇の3つのニュースをひとつに会員に配っている。常に会員の拡大をそのときのテーマにして取り組んでいる。7年前に30人で発足したが現在130人。当面150人目標に頑張りたい。
(下写真は、左から小林節さん、仲里利信さん、ミサオ・レッドウルフさん、内田聖子さん、諏訪原健さん)


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