
座長には、堤正昭さん(あいおい革新懇)、小竹ひろ子さん(文京革新懇)が選出され、新堰義昭事務局長が、運動方針案、会計報告と予算案、新役員案などを提案しました。
質疑の後、討論に移り、教訓に富んだ発言が相次ぎました。(発言は左記に)
記念講演では、五十嵐仁法政大学教授が「野田政権の悪政を斬る」と題して講演、論旨明快かつユーモアを交えて解明しました(講演の概要とレジメは「知を力に」サイト参照)。
総会の終了後、「新春のつどい」が開かれ、全国革新懇の乾友行事務室長、大島よしえ都議が挨拶し、文化行事として、清水正美さん(ソプラノ歌手、ともしび)のうた(アコーディオン伴奏、田口順子さん)が披露されました(上写真)。
運動方針の要旨は、次の通りです。
「3・11」を経験し、日本社会のあり方の根本的見直しを問い、政治に関心を寄せる人たちが増えています。
新しい連帯と共同による「国民が主人公」の政治か、大企業優遇、日米軍事同盟に従属する政治を存続するのかが、鋭く問われています。
そして国民は、学び行動に立ち上がりました。東京の各地域・職場革新懇においても、原発事故や放射能問題などで学習会が広く開催され、かつてない参加者を集めています。共同組織が結成され、定例宣伝や署名行動などに取り組んでいるところもあります。
まさに、今、発展している共同行動が革新懇運動の原点にほかなりません。富を独占する1%に対する「99%の怒り」は、若者から世代を超えて共感を広げています。この「99%の運動」の趣旨は、「国民が主人公」の政治をめざして多数派を形成する革新懇運動に通じるものです。
野田首相は、消費税増税と社会保障削減の「一体改革」、比例定数削減、原発固執・再稼動、辺野古新基地強行、TPP参加などで、遮二無二に突進しています。「政治家自ら身を切る」と、比例定数削減を合理化しています。しかし比例定数削減は、少数政党を排除し、消費税反対や脱原発の民意を切り捨てるもので、国民に痛みを与えるものにほかなりません。本気で身を切るつもりなら、政党助成金を削減すべきです。
これらの悪政に反対する世論と運動が急速に拡大しており、革新懇が掲げる「革新3目標」の意義は今日ますます重要となっています。革新懇30年の路線と運動に確信を持ち、飛躍の年としようではありませんか。
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