2011年3月11日金曜日

全国の力で「都民が主人公」の都政を実現しましょう!

全国革新懇・各道府県革新懇 御中
東京都知事選挙にあたって訴えます 
                                      2011年 3月9日
                                      東京革新懇・代表世話人会

 エジプトの「民主革命」に象徴される中東・アラブにおける民主化を求める民衆の闘いは、ラテンアメリカでの「民主的変革」の広がりに続くもので、世界は、紆余曲折を伴いながらも、「人民が主人公」の社会に向かって前進していることを示しております。
 日本でも、大企業優遇・対米従属の自民党政治からの転換を求める国民の声と運動で「政権交代」を実現しました。しかしながら、民主党政権の裏切りのもと、政治的社会的「閉塞状況」の中で、国民の「政治を変えたい」との世論はますます高まっています。
 このような中で、内外が注目する東京都知事選挙(3月24日告示、4月10日投票)が行われます。 
 『革新都政をつくる会』は、都知事候補として小池晃氏(無所属、前日本共産党参院議員)を擁立することを決定し、石原都政を転換し、新しい福祉都市、東京をつくるための政策協定を結びました。その内容は、「『構造改革』から転換し貧困を解消し、いのち、くらしを第一とする」「憲法否定、都政の私物化・ムダ使い、都民無視の都政から憲法9条を守り、核のない世界をめざし、都民が主人公の開かれた都政に転換」を盛り込み、「東京から国の政治の流れを変えるため都民のみなさんとともに全力で取り組みます」と訴えています。革新懇の「3つの共同目標」の観点で、小池晃氏との「政策協定」を検討したところ、東京革新懇の目的と合致していると評価できました。
 誰が立候補するにしても、今度の選挙戦の最大の争点は、石原都政12年間の是非であり、石原流都政の継続か、チェンジかが対決軸であり、構造改革路線を続けるのか、都民のくらしと福祉をまもるのか、憲法を都政に活かすかどうかが、候補者を選ぶ試金石です。このような尺度で判断すると、テレビ討論で示される政治的識見、参議院議員としての実績などで定評のある、『革新都政をつくる会』推薦の小池晃氏が、都民のくらし・福祉切り捨て、大規模開発、都政私物化の石原流都政を転換し、「都民が主人公」の都政、福祉都市・東京を実現するうえで、唯一適格な候補者であると認めることができます。
 東京革新懇は、都知事候補として、小池晃氏を熱烈に支持し、応援することを決めました。「世界は変わる、東京を変える」「東京が変われば、日本が変わる」を合言葉にして、「都民が主人公」の都政の実現をめざし奮闘します。
石原流都政を転換するため、小池晃さんへの応援と、「革新都政をつくる会」への支援を、全国の革新懇の仲間の皆さんに心から呼びかけるものです。

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