2023年2月1日水曜日

東京革新懇第31回総会

大軍拡を許さない国民的共同を広げよう

    東京革新懇第31回総会開催

 128日ラパスホールで東京革新懇第31回総会を85人の参加で開催。「大軍拡を許さない国民的共同を広げよう」をスローガンに、アメリカの要求に従う対中国に向けの軍備大増強との正面からのたたかいの議論の場となりました 

記念講演―外交こそ重要 

        猿田佐世さん

          新外交イニシアティブ代表


 新外交イニシアティブ代表の猿谷佐世さんが「東アジアで戦争を起こさせない環境づくりを」と題し記念講演。「ウクライナ戦争の教訓は、戦争させない環境づくりだ。ロシアや北朝鮮、中国との関係でも日本一国で戦争になる理由はない。日本が戦争になのは、米中紛争である台湾有事に巻き込まれたときのみだ。

 力を落とす米国の主たる対中戦略は同盟国との連携だ。これに安保三文書改訂でストレートに答えた。戦争の国民の被害、日中貿易断絶等の影響を全く語らない愚かさだ。

 米中対立の主戦場の東南アジアで、アセアンは、米中一つの選択を望まないと押し出し影響力を発揮している。   

日本は、ミドルパワーの国として、各国8と連携し米中対立緩和を呼びかけるべきだ。(詳細は3月号で報道)

開会挨拶ー今なら間に合う

         野澤裕昭代表世話人

             (自由法曹団東京支部長)


野澤裕昭代表世話人(自由法曹団東京支部長)が開会挨拶。日本は戦争か平和かの分かれ道に差し掛かっている。かつて、渡辺白泉は「戦争が廊下の奥にたっていた」と詠んだが、いまや戦争が「表玄関」から堂々と入ってこようとしている。今なら間に合う。追い出して扉を閉めなければならない。どのようにしたら東アジアでの平和構築は可能になるのか憲法9条の理念に沿った外交のあり方について、猿田佐代さんの講演で示された方向での具体化を求めていくのが、今後の課題になる」。



政党挨拶

鈴木庸介
立憲民主党衆議院議員

「国政では根拠のないことがまかり通っている。極みは防衛費のGDP2%だ。しっかり正していかなければならない。法務委員会に所属し、入管法改正が最大の対決法案。在留資格のない外国人にこんなひどい国はない。今の政治にリベラルな枠組みが絶対必要だ。その立場で頑張りたい」





大山とも子
日本共産党都議団団長

「都民の暮らしが大変な状況だ。豊かな都の財政を都民のための使うことを求めていきたい。来年度予算で子育て支援を重視しているが、その目的は国力の先細り対策としている。都議会でも野党共闘が進んでいる。英語スピーキングテストでも共同して取り組んだ。都議会でも市民と野党の共闘をすすめたい。 




挨拶 戦争を止めよう  

小田川義和

全国革新懇事務室長が挨拶

小田川義和全国革新懇事務室長が挨拶「かつて沖縄連帯の集会を全国で開催した。沖縄での戦争準備が進むもとで、再び連帯が求められる。大軍拡・大増税NOの署名を広げ、国会を包囲し、保守系の議員の皆さんにも働きかけを強めよう。一人一人ができることを積み重ねれば戦争を止めることは出来る」。 

大きな構えのたたかいを

今井文夫事務局長方針提案「安保三文書は、戦後最大の大転換、大きな構えのもとに大規模なたたかいと広大な共同をめざす。戦争はダメとの考えは、保守層を含め多くの人の共通認識。これまで運動にかかわってこなかった人々(青年層や保守層など)とどう共同を広げることが出来るかにたたかいの成否がかかる。各自治体地域で1000人、2000人賛同アピール運動、街頭でのシール投票で対話と運動への呼びかけ、大学・高校門前宣伝と対話、活動している方のお子さんやお孫さん、周りの方への正面からの提起、各地域等の教訓を学び合い、推進しよう」と提起。

 14人が活発な討論(参照)。議案、総会アピールが満場の拍手で確認。 

閉会挨拶 運動に打って出よう


白滝誠代表世話人(地評副議長)が閉会挨拶。「席が足らないくらいの多くの方の参加があった。実質賃金が8か月低下している。23春闘で大幅賃上げ、大軍拡・大増税を許さない、社会保障拡充を掲げ、23月各地で運動で打って出たい」。 

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