野党・市民の共同で選挙に勝利し、
新しい政府を実現しよう
全国革新懇第36回総会開く
47都道府県から237人、6メディア参加
開会挨拶をする矢野裕狛江前市長
特別発言の小田川義和全労連議長
特別発言の志位和夫共産党委員長
北海道5区補選の特別発言をする
北海道革新懇の代表
震災・参院野党共闘の特別発言をする
熊本の革新懇代表
発言する京都青年革新懇の代表
発言する神奈川青年革新懇の代表
西武革新懇の青木静子代表
東京革新懇今井文夫事務局長
今井東京革新懇事務局長発言
日本の政治を変える共同(統一戦線)を地域から
〇東京革新懇は、戦争法反対の党派を超えた共同を地域に広げることを最重点課題に位置づけ、48の地域に広がりました。その共同が新たな発展を遂げています。
〇参院挙東京選挙区は6人区ですので、地域にとっては共同の課題になりませんが、衆院小選挙区は、各地域にとって直接責任を負う政治変革の正面の課題になります。
〇東京革新懇は、小選挙区での野党共闘推進のための共同した取り組みを広げることを呼びかけ、そのことは参院選の野党の前進とも連動すると強調してきました。小選挙区での野党共闘をめざす市民連合が、世田谷・目黒、渋谷、日野、国分寺、府中、小金井、武蔵野で結成され、杉並では石原伸晃を何としても落とそうと「衆院8区の野党候補者の1本化を模索するための円卓会議」が5月末に2回目が開催されます。
〇5月30日には、「選挙で変えよう!こがねい市民連合」「選挙で変えよう!ふちゅう市民連合」「統一候補を実現する武蔵野の会」の3者の主催で、東京18区「統一候補」を実現する円卓会議が開かれます。「政治を市民の手に!立候補予定者たちと市民が本音で対話」として、政党と3市民連合が参加、立候補予定の民進党の菅直人さんと共産党小金井市議の森戸洋子さんがゲストで出る予定です。
〇町田では、3月23日に、野党共闘を後押しする「町田市民×政党懇談会」が開催され、多彩な市民が政党に質問し政党関係者が答弁、戦争法廃止、憲法改定、沖縄米軍基地、野党共闘、原発再稼働、消費税10%、格差是正、保育士処遇・待機児ゼロ、ブラック企業規制・最賃大幅アップ、学費値下げ・返済なしの奨学金、企業団体献金禁止、TPP加入の12項目で、民主、共産、社民、ネットの4党がほとんど一致し、歓声が上がる状況となっています。
〇これ以外にも、小選挙区での野党共闘をめざす集会、話し合いが、板橋、大田、葛飾、中野、東村山で予定・取り組まれ、大規模集会・パレードもこの間だけでも5月15日板橋1200人、5月22日三鷹、5月28日日野・高幡不動駅前1000人行動、同日、東久留米市民パレード、江戸川大集会・パレードが計画されています。
〇東京革新懇は、23区と三多摩26市について、「戦争法廃止、野党共闘推進等の地域の共同と取り組みの調査」を現在実施中であり、地域革新懇があるところは革新懇に、革新懇がないところは共産党の地区委員会に協力をお願いし、全域を把握し一覧に整理し、それを各地域に返して、取り組みの促進をめざしています。
〇全国革新懇のポスターは3533枚活用。東京革新懇が独自に参院選向けにて、無党派層や与党支持者も視野に作成したリーフ「市民の運動と野党共闘で政治が変わる」、組織強化資金からこの情勢でこそ金を使おうと20万円支出して2万部作成、地域・職場革新懇に無料で提供、全国にも版を無償で提供しています。都の有権者数と比して数は少ないのですが呼び水的な活用をめざしています。
〇激動の情勢下で、本格的な革新懇の再建・結成をめざし、共産党都委員会と月1回の定期協議も行いながら進めてきました。重点8地域のうち、「みんなの新宿をつくる会」とは革新懇としての連携を強める、板橋は6月10日に再会総会開催を予定、他の6地域も取り組みを進めています。
〇1月の東京革新懇総会では、「現情勢のもとにおける地域革新懇確立の意義」として以下の5点を確認し、再開・結成・強化の合意形成に使っています。
①
戦争法廃止、政治を変える共闘の発展が焦眉の課題となっているもとで、共闘の「架け橋」としての革新懇の確立・強化が切実に求められる。
②
今後、野党共闘や戦争法廃止の政府の樹立、発展にかかわり、様々な困難・課題や支配層からの攻撃が想定される。それらを乗り越えていく運動を地域でつくる上で革新懇の役割の発揮が求められる。
③
戦争法阻止のたたかいの中で、東京の多くの地域で結成された党派・思想信条を越えた共同を、さまざまな情勢や課題についての議論と実践の中で、政治変革の統一戦線に発展させていく上で、革新懇の積極的な役割の発揮が求められる。
④
自治体や地域をめぐる大きな課題、国政レベルの時々の大きな課題についていちいち組織を立ち上げることなく、地域革新懇があれば、機敏に対応していくことが可能となる。
⑤
地域革新懇が、地域における各運動諸潮流と運動を通じて信頼関係を醸成していくことによって、共同して民主的首長を実現していく可能性を広げることになる。
〇1、2、3は、一言で言えば、日本の政治を変える統一戦線を地域から結成・発展させていくため、革新懇の役割の発揮が求められているということです。
〇最後に舛添都知事の高額海外出張・金銭疑惑等の問題です。5月19日付けで東京革新懇の声明を出しました。
〇一連の問題と疑惑は、都民の税金を湯水のように使って恥じず、政治資金の私的に使うことを当たり前のように繰り返す舛添知事の“公金”に対する感覚から生じており、政治家としての資質が厳しく問われています。
〇苦しい生活の中から都税を治めている都民の感覚からは許しがたく、都民のためにこそ都政はあるとの基本からの逸脱であり、舛添都知事は、数々の疑惑について明らかにしたうえ、辞職することを求めています。
〇舛添が辞職すれば、約5年間で4回の都知事選というかつてない事態になりますが、そうなった場合は、三度目の正直、宇都宮健児さんの都知事実現をめざして全力をつくすことを表明して私の発言とします。以上
革新懇結成35周年記念レセプション
多彩な来賓が挨拶
菅原文子さん
福山真劫さん
小中陽太郎さん
不破哲三さん
テーブルを囲んで、右から順に、
福山・小中・菅原・不破の皆さん
乾杯する右から左へ
志位・牧野・福山・小中・菅原・不破の皆さん